LaTeXでテンソル積や直和のコマンド|クロネッカー積も

LaTeXは数式の表現に優れたタイプセッティングシステムであり、数学的なドキュメントや科学的な論文を作成する際に広く使用されています。特に数学や物理学の分野では、テンソル積や直和の表記が頻繁に必要とされます。この記事では、LaTeXでテンソル積や直和の記号をどのように表現するかを詳しく解説します。

特にこれといってよく使われる名称がないものについては、名称欄は空欄としています。

コマンド出力名称
\otimes\(\otimes\)テンソル積やクロネッカー積
\bigotimes\(\bigotimes\)大きいテンソル積
\oplus\(\oplus\)直和
\bigolus\(\bigoplus\)大きい直和
\ominus\(\ominus\)
\odot\(\odot\)
\bigodot\(\bigodot\)
\oslash\(\oslash\)
\boxtimes\(\boxtimes\)
\boxplus\(\boxplus\)
\boxminus\(\boxminus\)

大きいバージョンの記号にしたい場合は、基本的にはコマンドの冒頭にbigをつければ良い。
しかし、標準的には\bigominusや\bigoslashはサポートされていないです。

\begin{align*} \textrm{\bigotimes_{i=0}^{99}} \end{align*}
のように、上下に文字をつけて
\begin{align*} \bigotimes_{i=0}^{99}\end{align*}
のようにすることもできます。

正直、\(\boxminus\)とかは人生で一度も使ったことがありません。何に使う記号なのでしょうか。

記事をシェアして話のネタにする

コメント

コメントする

目次